国家試験対策!解剖学で覚えておきたい事の話。
今回は、私が国家試験を受けるまでに勉強した内容を紹介していこうと思います。
全部で何回になるかわかりませんが興味がある方はお付き合いください。
※解剖学に興味がある方や、柔道整復師国家試験対策をしている学生さん向けなのでちょっとわかりずらいかと思いますがご了承ください。
覚えておきたい単語や内容をざっくり説明していきます。
間違っていたらごめんなさい。。
今回は総論1として「細胞」についてのお話です。
細胞小器官
一言に「細胞」といっても、その中には様々な器官があり、いろい色な役割を持っています。それらのことを細胞小器官と呼びます。
細胞膜
細胞を包む膜です。細胞膜は蛋白質と脂質(リン脂質)からなり、リン脂質の二重層膜(外:親水性 内:疎水性)となっています。
また、半透膜という特徴を用いて、物質に対する選択的透過性に関与しています。
細胞膜蛋白質の役割
核
- 球形からなり、核膜により覆われている。また、核膜には核膜孔(核膜小孔)があり、核内外との物質交流に使われる。
- デオキシリボ核酸、通称「DNA」(染色質・染色体)が存在しており、DNAの複製や、RNAの合成を行う。
- 核小体の存在がしており、RNA(リボ核酸)の合成に関与。
DNAの構造の特徴
ヌクレオチド(糖・リン酸・塩基)の鎖状の連なりであり、二重螺旋構造なっている。
RNAの種類と特徴
RNAはDNAと異なり、一本のヌクレオチド鎖となっており、蛋白質合成に関与する。
小胞体
小胞体には、リボゾームが付着していて蛋白質合成の場となる粗面小胞体と、脂質・ステロイドホルモンの合成やカルシウムイオンの貯蔵(筋小胞体)を行うなど細胞により働きの異なる滑面小胞体の二つが存在する。
ゴルジ装置
リボゾームで合成された蛋白質や脂質を濃縮・加工する場。
⇒糖蛋白、糖脂質の合成・分泌(分泌顆粒)の合成。
リソソーム
加水分解酵素を持ち、細胞内の異物等を消化分解する「細胞内消化」の役割を持つ。
ミトコンドリア
酸化的リン酸化(TCAサイクル)や電子伝達系(クエン酸回路)を用いてATP(アデノシン三リン酸)の合成を行う。
※解糖系によるATP合成は細胞質内で行うので注意です。
中心小体
細胞分裂時に働く。⇒紡錘糸により、中央に並んだ染色体を両極に引き寄せる。
細胞骨格
中間径フィラメント、マイクロフィラメント、微小管があり、細胞内の物質移動、細胞携帯保持、細胞運動に関係する。
まとめ
いかがですか?
全く楽しくないでしょう?
解剖学は暗記がメインになります。ただただ、無心で頭に詰め込んだのを思い出します。
では。