解剖学で覚えておきたい事!総論2(細胞分裂について)

今回は細胞周期や細胞分裂についてざっくり説明していきます。

興味ある方はお付き合いください。

 

間違えている箇所や、ご指摘のポイントがあればコメント宜しくお願いします。

 

では、まいりましょう。

 

 

細胞分裂

細胞分裂は大きく分けて、体細胞分裂減数分裂に二分されます。

ここでは、体細胞分裂について説明していきます。

減数分裂については後日予定です。

細胞分裂の流れ

ざっくり説明すると、細胞核内にある染色質が細胞分裂期になると46本(23対)の染色体になり、それが倍の96本になり、二つに分かれるという流れです。※下記が画像参考

細胞周期について

細胞の増殖(細胞分裂)の周期は大きく4時期に分かれます。

G1期 ⇒ 準備期

S期 ⇒ DNA複製期

G2期 ⇒ 準備期

M期 ⇒ 有糸分裂期

この内、G1期~G2期までを間期と呼びます。

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有糸分裂について

細胞分裂の際に、核内に染色体や紡錘糸など糸状の物が出現するためにこのように呼ばれています。

前期・中期・後期・終期からなります。

  • 前期⇒ 染色体の出現。核小体の消失、中心小体が二分し、細胞の両極へ移動する。
  • 中期⇒ 核膜が消失。染色体が赤道面(中央部)に配列する。
  • 後期⇒ 染色体が分裂し、それぞれ1倍量の染色体に分かれる。
  • 終期⇒ 両極に分かれた染色体が染色質となり、核膜に包まれる。細胞が2個に分かれる。

まとめ

流れは単純、染色体が現れて、染色体数が倍になって、二つに分かれて、細胞が二分化する。

次回は、四大組織についてお話します。

ではまた。